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毎日使用しているキッチンは、水だけでなくさまざまな物が流されているため、他の水回りよりも排水が詰まりやすい傾向にあります。キッチンの排水が詰まると、修理にはどのような作業が行われるのでしょうか。
目次
排水管が詰まり排水に時間がかかっているトラブルの原因のひとつに、キッチンで調理用の油などを誤って流してしまうことにあります。油は冷やされると固まるため、排水管にくっついてしまい、詰まってしまうのです。
この場合、圧力工法と呼ばれる方法で作業を行います。ローポンプと呼ばれる、排水管の詰まりをのぞく時の専用工具を用います。ラバーカップと同じ仕組みの器具で、ラバーカップの5倍もの力があります。
使い方は排水口をローポンプで覆い、レバーを引いて使用します。水圧と真空圧を利用して、排水管にこびりついている汚れを洗い流します。
詰まりが解消されたら、さらに強力な洗浄剤を流し、汚れをさらに除去し、最後に何度も排水を行って解消の確認をします。
ローポンプを使っても詰まりが解消されない時には、トーラーと呼ばれる、業務用のワイヤーブラシを用います。手動式、電動式の2種類があります。ワイヤー部分の先端にらせん状の金具が付けられていて、排水口に押し込んで使用します。回転をしながら進むことで、排水管の中の汚れを掻き出し、絡めとることで、詰まりを解消していきます。手動式の場合は、自分で回転をさせていきます。
家庭用もワイヤーブラシが販売されていますが、小さな穴しか開けられなかったり、強度が弱く、つまりの解消ができないことがあります。業務用のトーラーは強度、回転するパワー、耐久性などが高く、ワイヤーブラシも長いため、つまりの解消が行いやすいです。
高圧洗浄機は水に強い圧力をかけ、噴射をすることで汚れを落とす器具です。高圧洗浄機は、つまりの解消だけでなく、排水管の内部の細かい汚れもきれいにしたい場合に有効です。高圧洗浄機は、配管のぬめりや、悪臭の予防もすることができます。
キッチンのシンク下にある排水パイプではなく、蛇腹ホースが詰まると、蛇腹ホースと排水管の間の隙間から水が漏れて水びたしになることがあります。
蛇腹ホースの詰まりの作業は、まずホースから水を抜きます。外せるタイプの蛇腹ホースでしたら、中にこびりついた汚れをブラシや棒などで掻き出して除去していきます。
床に水漏れをしていない詰まりの場合には、薬剤を使って作業を行います。市販されている薬剤を約60℃のお湯で流し入れます。この時、ラバーカップや真空式のパイプクリーナーと一緒に圧力をかけながら流すと、より効果があります。
パイプクリーナーがない場合には、空のペットボトルを使うこともできます。排水管の入り口部分にペットボトルを差し込み、押して戻す動作を何度か行うことで、空気の圧力で詰まりを押し流す効果があります。
キッチンの排水詰まりの原因のひとつが、雑菌によるぬめりです。雑菌の繁殖を抑えることで、排水詰まりを未然に防ぐことができます。カップ1程度の重曹と、カップ2程度の酢を用意します。まず重曹を排水口にかけ、その上に酢をかけて、1時間ほどそのまま放置した後、60度程度のお湯で洗い流すことで、ぬめりがなくなります。
キッチンの排水詰まりの内容によっては自力で作業が可能です。自力では解消しなかった時や、キッチンの床から水があふれている場合など、緊急性が高いケースでは、専門の水道業者に修理を依頼するようにしましょう。
※お見積りまでは無料で対応いたします
※点検時に作業を要する場合は基本料金が発生することがあります。
その際は事前に説明を行い、ご了承頂いてから作業を行います。
※お見積りまでは無料で対応致します